正しいマナーで和食を食べられる社会人になる
イタリアン、フレンチ、中華、和食、など世界には様々な料理があります。そして、どれにも正しい食べ方のマナーというものが存在します。
しかし現代は各家庭でも核家族化が進み、かつては子供達に正しいマナーを見せていた手本となる大人が同居していない場合も多いようです。
親の世代もまた正しいマナーを知らずに過ごしてきたので、自分の子供に教えることが出来ない家庭も増えています。
こうなってしまうと、昔は生活の中で自然に覚える事が出来たマナーを身につける機会が無くなってしまいます。
日本の伝統食である和食の食べ方も、本当に正しく食べる事が出来るのは一握りの人だけだと思います。
和食は大抵は箸で頂きますから、その箸の動かし方一つとってもたくさんのマナーがあります。
例えば箸でお皿を寄せる寄せ箸、箸と箸で食べ物を渡す渡し箸などは代表的なマナー違反ですね。普段何気無くやってしまう箸の使い方でも、見る人によっては不快感を感じさせることもあります。
箸だけではなく、天ぷらや刺身の食べる順序にもマナーがあります。
どちらも淡白な食材から頂くのが正しいようです。
料亭などの盛り付け順序ではそのように並んでいたかもしれません。確かに、お皿の中をかき回すような取り方は見た目にも美しくありません。
社会人ともなれば、誰も正しい食べ方のマナーなんて教えてくれはしません。しかも社会人になると会食や飲み会など他人と食べる機会も増えます。
そういう時になって困らないように日頃から正しいマナーを意識しておくことが大切です。