和食のマナーは家庭で学ぶ。
洋食のテーブルマナーは高校生の時、家庭科の時間に学んだことがあります。洋食の場合、本格的なフランス料理のお店などほとんど行く機会がないので、あまり知らなくても困ることはありません。食器をガチャガチャさせたり、大きな声で話しをしたりしないと言う、当たり前のマナーを守っていれば、フォークやナイフの使う順番が間違っていても大丈夫と言われました。
和食についてはどうでしょうか。日本人ですから毎日が和食です。
そのほとんどが家庭での食事です。
特にマナーと言えば、お箸の使い方が主でしょうか。まよい箸・ねぶり箸・寄せ箸などマナーに反する使い方はたくさんあります。
また、お箸の持ち方も大切です。
テレビ番組でひどいお箸の使い方をしてグルメレポーターだなどと言っている方はもっての他だと思います。
お料理の美味しさなど伝わるはずがありません。また、芸能人が突然民家を訪れて泊めてもらうという番組で、お味噌汁とご飯の位置が逆であったお宅がありました。
それも恥ずかしいことです。
では、わが家では子どもにしっかり伝わっているでしょうか。これも最近のテレビ番組での事ですが、芸能人のさんまの食べ方をウォッチングしていました。
これはわが家も全くなっておらず、さんまに正しい食べ方なんてあるのかと家族でびっくりするのと同時に「好きなように食べさせて」という話しをしました。
このように、知っている人から見たら明らかなマナー違反であるのに、知らない人は普通であることが実はたくさんあると思うのです。
日本人ですから、和食のマナーは改めて学ばなければと思う出来事でした。